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【R18】初恋を君に

第4章 僕の従兄弟


「だめっ・・・あっ・・・////」

「綾斗くんっ・・・久しぶりだからかなり感じてる?」

「んぁっ・・・いくっ・・・////」

正常位で激しく突かれる。
久しぶりの感覚で何度もイってしまった。

「はぁ・・・」

「腰痛い?」

「いや、慣れてるから平気。」

ベッドに腰かけ頭を抱える。
何やってんだろ、ほんと。

ふと鏡を見ると首筋にキスマークがあった。

「あ・・・」

こんな見えるところにあったら兄さんにバレる。
どうしよ。
絶対に問い詰められる。

「綾斗くん。そう言えば、その頬どうしたの?」

「・・・賢二さんには関係ないよ。」

「はは、言いたくないならいいよ。別に君とは深い関係じゃないし。」

賢二さんが起き上がり僕を後ろから抱きしめる。

「けど、そろそろ応えが聞きたい。」

「・・・えっと・・・」

もちろん付き合う気なんてない。
ただのセフレ。
でもここで断ったらもう会うことはないかもしれない。
それはちょっと困る。

自分では最低だと分かってるけど、これがストレス発散の1つでもある。

「もう少し待ってくれない?色々考えたいから。」

「そっか・・・クリスマスの件は残念だったけど、いつでも相談乗るから。」

「ありがとう。」

悪い人ではないと思う。
ただ、恋人と言われると違う。

恋愛感情なんて1ミリもない。

「そろそろ帰らなきゃ。」

「そうだね。家族に心配かけちゃう。」

僕は服を着て部屋を出た。
これで賢二さんと寝るのは何回目だろう。

本当に好きな人との性行為ってもっと気持ちいいのかな?
柊は・・・した事あるのかな?
気になる。

どうせなら初めては僕とがいい。


今の状態じゃ無理か。
全然口を聞ける状態じゃないのに。

兄さんから電話だ。

「今から帰るよ。遅くなってごめんね。」

帰りたくないよ。
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