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【R18】初恋を君に

第2章 柊真織という男


「綾斗!パス!」

えー!?
無理だって!
運動出来ないのに!

体育館でチーム戦をしている。
負けた方がジュース奢り。

「えっ・・・あっ・・・」

仁からパスを貰い、自分なりに頑張ってドリブルをしてゴールに近づく。
目の前に柊が見え、パスをしようとボールを握った時だった。

ツルッ

え・・・

ドシーン

「へぶっ!?」

思いっきり顔面をぶつけた。

「おいおい!大丈夫かよ!」

仁が駆けつけてくれる。

「う、うん・・・何とか・・・っ!////」

顔を上げると皆笑いを堪えていた。

「ぶはは!派手に行ったなー!」

「うっ・・・////」

「ドンマイドンマイ!次気をつけろよ!」

「ごめん・・・」

「気にすんなって。」

足引っ張っちゃってるな。
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