第11章 約束したから
「はぁ、やっ・・・だめ・・・////」
真織が徐々にピストン運動を速める。
壁に手を着いている方とは逆の手で口元を抑える。
「んぅ・・・んふ・・・んんっ////」
出ちゃった。
僕の性器からは白い液体が流れ出た。
もうシャワーから出ている水滴なのか、自分の精液なのか分からない。
一気に力が抜けるが、真織はお構い無しに僕の体を反対向きにして見つめ合う形になった。
「まって・・・今・・・イったばっかぁ・・・////」
真織は僕の右腿を持ち上げ、再び挿入した。
「あっ・・・ぃや・・・んっ////」
「声・・・聞こえるよ?」
真織がキスで口を塞いで教えてくれた。
それに気づき、僕は慌てて両手で口元に手を当てる。
「んっ・・・ふぅ・・・んぅっ・・・////」
指の隙間から息が漏れる。
これ以上は防げない。
「それ可愛い・・・しかもエロい・・・////」
「まぉ・・・ぼく・・・また・・・////」
「いいよ、一緒にイこ?」
「んっ・・・ぁあっ////」
何とか声を我慢した。
抜かれた後、中からは大量の精液が流れてきた。
ゴム忘れてた・・・
「はぁはぁ・・・はぁ・・・」
真織と抱き合い、浴室に座り込む。
「・・・入れないって言ったのに・・・」
「ごめん。綾斗が可愛くて。」
「今日一緒に寝るの禁止ね。」
「えっ・・・」
汗だくになった身体を洗い、浴室を出る。
用意しておいたタオルで拭いていると鏡に自分の姿が写る。
ギリギリ見えなそうな所にキスマがある。
ここなら大丈夫かな・・・