第11章 約束したから
皆が帰ってくる前に僕達はホテルに戻った。
真織は上手く皆の場所に戻れたようだ。
『綾斗くん、大丈夫?体調悪いって聞いたけど・・・委員会会議出れそう?』
あかりさんからのメッセージだ。
『大丈夫、会議には出れるよ!』
『よかった。会議の後、少し話があるんだけど・・・いい?』
話?
委員会のことだろうか?
明日の仕事のこととか?
『いいよ。』
断る理由も無いし。
早めにお風呂入っておこう。
会議まであと2時間あるし。
「ただいまー。」
「おかえり。バレなかった?」
「余裕。先に風呂入る?」
「うん。」
先程会ったばっかりなのに寂しかったのか抱きついてきた。
「どうしたの?」
「んー?余韻ってやつ?」
「なにそれ(笑)」
「・・・一緒に入らない?」
「え?////」
流石に学校行事でこれは・・・
でも・・・
「・・・何かお尻に当たってるんですけど・・・////」
「勃った。」
「うっ・・・いいよ、でも中には入れないからね?!////」
「・・・わかった。」
何その間・・・
本当に分かってるのかな・・・