• テキストサイズ

【R18】初恋を君に

第11章 約束したから


「綾斗、先に風呂入れよ。」

「あ、うん。ありがとう。」

「それとも一緒に入るか?(笑)」

「入んない!!////」

あれ、怒ってない。
意外だ。
別になんとも思ってないとか?
でも今まで凄い嫉妬深かったのに、急に・・・?
前に一度聞いたことがある。
『嫉妬され無くなったら関係は終わりに近い』
・・・まさかね。
本当かは分からないし。

先に風呂に入り、ゆっくりと疲れを取る。
この後はまた委員会のミーティングか。
まだひと息つけないな。

「上がったよー。」

「おかえり。もうミーティング行く?」

「うーん・・・」

なんだろ。
真織見てるとすごく・・・
お風呂入ったからただ熱くなってるだけ?

「どうした?」

柔らかい笑顔で首を傾げる真織の姿が、何処と無くエロく感じる。
色気があるというべきか?

「・・・今日ちょっと疲れたなって・・・その・・・少し甘えてもいい?////」

初めは驚いた顔をしていた真織も直ぐに笑顔に戻り、両手を広げてくれた。

「おいで。」

ベッドに腰掛けている真織の胸に飛び込む。
暖かい。
真織の匂いってなんでこんな安心するんだろ・・・

「ねぇ、真織。今日ごめんね。あかりさんとその・・・」

「いや、俺もごめん。綾斗放っておいて他の子と歩いてしまってた。」

「仕方ないよ。あんなに引っ付かれたら抵抗しにくいし。」

お互い、嫉妬してたんだ。
でも前よりも真織が落ち着いている。
すぐに嫉妬していたのに。
きっと我慢しているんだ。

「・・・好きだよ、真織。」

「俺も。」

2人で少しの時間過ごしていると、急に扉がノックされた。

「「っ!////」」

慌てて真織と離れて扉を開ける。

「よぉ!トランプしようぜ!」

「仁・・・////」

「ん?・・・お前らまさか・・・邪魔したな・・・」

「ち、違う!!待って!?////」

誤解を解き、何とか仁に納得してもらった。
/ 215ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp