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【BLEACH】解析不能Amor【涅マユリ】

第2章 This PROMISE will be our CURSE





「英!」

「教官…!」


そこへ、前から来た教官が少し遠めから私を呼び止める。

教官は小走りで私たちの方に走って来る。


「何でしょう…?」


うぅ…。

授業前のお手伝いとか頼まれなきゃいいけど…。


「応対室まで一緒に来てくれ。お前と話がしたいという方が待ってる」

「え…?」


私と話したい…??

全然心当たりがない。

私には学院の外に家族はおろか友達すらいない。

私に会いに来たというか…そういう人が全く思いつかない。


「もしかして…推薦の話かな?」


リンくんがそう言って首をかしげると、ニコちゃんもうんうんと頷いていた。


「そうかもね。リコちゃん、学年一位だし」

「そ、そんなまさか…」


私はハハハと苦笑い。

だって、まだあと3年くらいはここで勉強する。

何年か前に檜佐木さん…と言ったかな?

優秀な先輩がいて卒業前に護廷十三隊への入隊が決まってたっていう逸材はいたみたいだけど。

でも、私なんて別に逸材でもなんでもないし、そんなに早く入隊確定なんて聞いたことない。


「いや、そのまさかかもしれないぞ!」

「えぇ!?」


私は思わず素っ頓狂な声を上げてしまったけど、教官はにこにこしながら胸を張っている。


「護廷十三隊の隊長殿がお呼びだ」


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