第25章 Halloween！ 〈鬼道 有人〉£

俺がやられっぱなしでは納得がいかない。星羅を押し倒して、頬や額、唇に連続で口付けをする。これだけされても喜んでいる様で、ぐちゃぐちゃにしたいという欲求が内から溢れてくる。

「ゆーと君…どうしらの…？」
『俺がやられてばかりは気に食わないからな』
「へ…？」

ネグリジェの下から手を入れて、胸の辺りへ手を這わせる。すると驚きの事実が発覚した。

『お前…下着着けていないのか…？』
「だって…くるしいんらもん…！」

苦しいという問題じゃない…！という事は、いつも俺が来てる時も着けて無かったのか？普通に危ない…！

「んぅ…ふっ…あっ…！」
『静かにしないと…誰か来るぞ…』
「やぁ…ん…いじわるぅ…！」
『口、塞いでおくか？』
「ん…」

目を瞑ったのは肯定と見なして口付ける。実際自分はこういう事をするのは初めてだから、何となくでやっていくしかない。胸の頂点に着いたところでくるくると周りを弄る。

「ふぅ…ふぅ…んっ…」

わざと頂点を外してくるくると乳輪を責めていると、何かを訴える様な眼差しでこちらを見つめてくる。まぁ、何かというのは分かっているが。

「触ってよぉ…」
『何処をだ？』

若干ニヤけながら返答する。段々と加虐心が芽生えていく。涙を薄っすらと溜めながら睨みつけているつもりだろうが、その顔は俺にとっては唆られるだけである。

「んっ…ここぉ…」

俺の手を掴みながら自分の触って欲しい所に持っていく。なかなか大胆なスタイルに驚きながらも愛撫の手はやめない。さっきよりも息が荒くなって、ピクピクと身体全身で反応している。

「ひゃっ…あぁ…」

そろそろという所で手は下に下る。腹の部分を指でつつ…となぞると、ビクッと身体を震わせる。その仕草さえも愛おしく感じて臍の緒に軽くキスした。

「くすぐった…」
『本番はこれからだ』

とうにハロウィンは終わっている時刻。だが既にネグリジェ姿が仮装の様な物であり、その姿だけで興奮する。実際、それくらい可愛らしく、大事にしたいと思う。

「な、何…するの…？」

不安そうに問いかけてくる星羅とは裏腹に、下着を脱がせて未踏の部分を露わにする。星羅が恥ずかしそうに隠そうとするが、もう無駄だ。

『最初は一本だな』

割れ目をそっと撫でながら中に指を挿入していく。中の壁が指に吸い付いて来て中々離そうとしない。

「ひゃあっ…！」