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Break! 【イナズマイレブン】

第24章 Boys! 〈男子組〉


『まあな』
「うわ、言わないつもりだ」
『お前達だってまだレベルの低いものは言ってないだろう』

それなりにスキンシップは取っている。一緒に勉強している時に隙を突いてキスしたりはしているし、前よりはちゃんと出来るようになった。

「そうだ、お前達に相談がある」
「珍しいね。豪炎寺君が相談なんて」
「いや、大した事じゃない。相談、と言うより提案に近いな」
『提案…?』
「ああ、この六人でディズニーに行きたいそうだ」
「あー良いね」
『だが、中に入ったら二人組に分かれるだろう?』
「ああ、行き帰りは六人で纏まって行って、中では其々で楽しみたいそうだ」
「悪くないね」

確かに、行き帰りは纏めて行くほうが面倒臭くない。それに星羅とも行く約束をしていたから、丁度良い。

『チケットは俺が手配しよう』
「良いのか?」
『ああ、元々行く約束はしていたからな』
「じゃあ後でお金渡すから」
「ああ」

テストが近いからまともなデートすら出来ていない。せめてディズニーに行く前に一回は普通に出掛けたい。

「そう言えばさ、思ったんだけど、何でこんな偶然三人集まったんだろうね」
「俺は晩御飯の買い出しだ」
『俺は文房具の買い足しだ』
「俺はサーチかな」
『サーチってお前何をサーチするんだ…』
「勿論、今後行けそうなデートスポットだよね」
「エンターテインメント精神高いな」
「そういうのは男の役目だからね」
「俺の場合は乃愛が言ってくれる事が殆どだな」

星羅は少なくとも自分から此処に行きたいと言えるタイプではない。確かにそういうのもやっておく必要がありそうだ。

「鬼道君も今後のデートの為の情報収集はした方が良いと思うよ」
『そうだな』
「俺、ヒロトに聞きたい事があるんだが…」
「え、どうしたの?」
「最初のsexの時、どんな感じだったんだ?」

だから、掘り返すな!せっかく普通の方の話題に持っていった所だっただろ!何故いきなりその話題を持ってきた!なぁ!豪炎寺!

「最初だからまぁ普通に正常位だよね」
『あんまり生々しい話をするな…』
「いや、でも今後必要だからな」
「だって鬼道君だって必要だろ?実際もう結婚する事は決まってるんだから、後継を残すのも大事な役割じゃないか」
『やめろ…想像するだろう』
「想像するだけなら何も悪い事はないぞ、鬼道」

だから何でお前もそっち側なんだ…。
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