第5章 シコ松のシコ〈チョロ松〉
「『はぁっ・・・・・はぁっ・・・・・はぁっ・・っ、』」
このバカみたいな状況を説明しよう。
熱で息をあげている花子ちゃんの傍らで、僕はズボンとパンツを下げ降ろし、露になった硬いソレを右手でしっかりと握っている。
花子ちゃんが呼吸するたびに、当たる息がくすぐったくも気持ち良くて、それだけでイきそうだ。
・・・ごめんね、花子ちゃんっ。
寝込みを襲うことは回避できたが、反り勃った欲棒を抑える術が見つからず、結局花子ちゃんをオカズに僕はシコっている。
・・・こんなのバレたら死ぬしかないっ。
でも今この家にいるのは僕と花子ちゃんの他には寝込む十四松しかいない。バレやしない。でも誰か帰ってきたら・・・?
そんな緊張感さえもどんどんと快感へと変わっていく。
「・・・くっ・・・・・気持ちいいよ、花子ちゃんっ・・・、」
脳内で目の前にいる花子ちゃんの服を乱雑に脱がす。きっと花子ちゃんは弱った身体で精一杯僕を拒絶するだろう。
『いやぁ、チョロ松くん。やめて?』
「それで拒んでるつもり?」
上目遣いの可愛らしいお目目にはうっすら涙を浮かべて、手は頭の上で僕に拘束されながら跨られた花子ちゃんはもう動けない。
『やぁっ・・・はぁっ・・・はぁっ・・・、』
「身体熱いね、苦しそうだ。」
今楽にしてあげるからね、なんてどっかのAVで見たセリフを吐いて優しく頬を撫でる。僕に善がって息をあげているわけではないのに、都合良く状況を書き換えたりして。
「花子ちゃんっ、すっごい可愛い。」
淫らな花子ちゃんの姿を想像してまた一段と膨れ上がる息子を上下に素早く動かす。手持ち無沙汰な左手が、温もりを求めその頬へ本当に触れそうになった瞬間だった。
『はぁっ・・・・・チョロ・・・松・・・くんっ・・・?』