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オマエはおれ(ら?)のモノ【おそ松さん】

第3章 とうの昔に限界〈おそ松〉






一松くんと身体の関係を持ってから、タガが外れたようにお互いがお互いを求めていた。1人になるとあの日を思い出してしまいそうで怖くて、私は一松くんの存在に甘えてしまっていたのだ。


しかしみんなと共同生活するようになってからというもの、みんなの目もあってか私たちはキスひとつしていなかった。


寂しくないと言ったらウソになるが、みんなと過ごすことで気を紛らわすことができ、それはそれで良かった。


ただ、やっぱり一松くんのことを考えると、下腹部あたりがキューっと疼くことがたまにあった。


だから、こんな夢を見たのかもしれない。




「花子。オマエさ、ムラムラしてるんでしょ?」


『し、してないよ。』


「ふーん、」



一松くんは私の上に跨りながら、怪しく笑う。いやらしい手つきで私の髪を梳かすと、首すじに顔を埋めた。


リップ音をたてながら首すじから耳の裏にかけてキスをしたり、舐めあげたり、時折当たる一松くんの髪がくすぐったかった。




『・・・・・んっ・・・・・っ、』


「あれ?今声でてたけど、どうしたの?」


『・・・いち・・・・・まつ・・・っ、』




ニヤリと一松くんが笑う。
分かっているくせに聞いてくるあたり、とても意地悪だ。でも私はその意地悪が好きだったりする。


耳を甘噛みしながら、キャミソールの中で胸を揉み始める。もうこうなってくると、甘い声を我慢するのは至難の業だ。



『・・・・・あぁんっ・・・ひゃぁぁんっ、』


「みんな起きちゃうだろ?」



そう言うと一松くんは、手で私の口を塞いだ。



『・・んんんっ・・・・・んん・・っんん、』



口を塞ぐくらいなら、その手と口を動かすのを辞めて欲しいと切に願った。



「・・・指、舐めろよ」



一松くんの指が3本、私の口内に侵入してきた。ぐるぐると掻き混ぜるように口内でバラバラに動くそれ。

ビチャビチャと指を舐める音が、さらに私を興奮させる。そして私はまるで一松くんの反り勃ったソレを咥えるかのように、太く男らしい3本の指を舐めあげた。



「・・・エッロ。腰動いてるけど、オマエ」



言われて初めて、自分が腰を動かして一松くんを求めていたことに気が付く。これじゃ、とんだ変態だ。一松くんは再び怪しく笑うと、一気にショーツを下ろした。

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