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雪恋の刃【鬼滅の刃短編集】

第4章 貴方の日輪刀で…【宇髄天元編】


宇髄天元side


雪が隠密に行動し始めている頃
ちょうど天元達も遊郭に訪れていた。



そして、天元は
遊郭の周りに
鎹鴉の死体が転がっており
その足には文が括り付けられていたため
開けて読んだ所、
雪の字で雛鶴は毒を飲んでおり
解毒薬にて大丈夫だか
鬼の帯に見張られているため
助けて欲しいと書いてあった。


また、須磨は
地下のあるところに捕まっており
今から助けに行くと


まきをは現在も侵入しているが
捕まるまで時間の問題だと書いてあった。



そこで遊郭に置いていた
炭治郎、善一、伊之助を潜入させた所
各々戦闘が開始となった。


炭治郎は帯の女と戦闘が始まり
善一は途中で消えた。

伊之助は地下に潜っていたらしい。


俺も行くか、
地面に耳を傾けると
伊之助の声がした。


まずは雛鶴を助けに行くか。


雛鶴は
遊郭から少し離れた所にある
小さな小屋の中にいた。
確かに帯のようなものが常に動いており
分からないように忍びよらなければ
雛鶴が危ない。



「良くもまぁこんな危ない中で解毒薬を渡せたな、雪。」



少しづつギリギリの所まで忍び寄り
残りは一気に攻め入り…
クナイを投げる。

【ヒュ!!!ドドドドドドッ!!】


計6本のクナイで帯を捕らえる。


「雛鶴!!無事か!!?」


「天元様…来てくださったのですね。私は信じておりました…私は雪さんの解毒薬で大丈夫です。早く須磨とまきをを助けに行ってください。あと、雪さんを助けて。」


「当たり前だ!!ド派手に助けてやるぜ!!」


そのまま雛鶴に待機するように告げた。

そして、先程の地下に行くために元来た道を
戻り、地面に耳を傾け、再度核となる場所を見つけた。


「ここか…待ってろ、須磨、まきを。」


「音の呼吸 壱ノ型 轟!!!」

【ドゴォン!!】



「だれだ??どうやって?地上から?」
目の着いた気味の悪い帯が
須磨とまきをに今にも巻きつこうとしていた。



【ヒュオオオオオ!!! バサバサバサバサ】


「天元様…」


「まきを、須磨、遅れて悪かったな。こっからはド派手に行くぜ!!」

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