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雪恋の刃【鬼滅の刃短編集】

第4章 貴方の日輪刀で…【宇髄天元編】


時は1ヶ月過ぎた。

最近妻からの連絡では
雪が遊郭の花魁トップ2になったらしい。

さすがは俺の惚れた女だけある…





それからさらに2ヶ月たち……





そろそろ、任務が終わり、
雪の所に行けると胸を踊らせていた頃
お館様から、お呼びがかかった。



「え?雪から連絡が来てない??」



「あぁ。2、3日前から来てないんだ。それで、彼女が連絡を寄越さないなんて珍しいからね。気になってね、悪いが天元、様子を見に行ってくれないか?」




2、3日前か、そう言えば俺の妻からも何日か前から連絡が来てない…




「お館様…遊郭に送っている俺の妻からもここ2、3日連絡がねぇんだ。敵の誘導かもしれねえから、何人か隊士をかりて潜入してもいいでしょうか?」




「なるほど、怪しいね。天元…雪をよろしく頼むよ。生まれてから孤独で愛に疎い私の大事な子供なんだ。愛してやってくれ。」



「御意。お館様。俺はとっくに雪を愛していますよ。行ってまいります。」



「ご武運を祈ってるよ。」


そして、使えそうな隊士を選ぶために
蝶屋敷へ向かった。



蝶屋敷では、最初遊郭に潜入するなら
女子の方がいいかと選んでいたが
途中から入ってきた男の3人組に
阻まれ、
鬼を連れた竈門炭治郎、我妻善一
嘴平伊之助を連れて遊郭に向かうことにした。


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