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三十路教師と女子高生。

第2章 4月。担任とアイツと初対面と。




そして入学式。
いつもは剃らないヒゲを剃り、小綺麗なスーツに身を包む。
髪の毛はいつも通りでいい。
そう思ったけれど、斉藤先生が勝手にワックスで弄り始めいつもより数割ましになった…らしい。

職員室の自分の机に向かえば他の先生方はみんなバタバタと忙しそう。
他の先生方の手伝いを行い、気づけば10時5分前。

とりあえず教室行って、出席取って…
10時半には式が始まるから10分前には廊下に整列させる。
終わったらプリント配布して必要事項の連絡をしたら解散…だな。


そう考えていればチャイムがなり、2、3年の担任の先生方は足早に自分の教室に向かう。


俺もそろそろ準備しねえとな。

今日は授業がねえから出席簿と、それからプリント。
あとは…
おっと、忘れるところだった。

1学年の担任に配布されたリボンで作られた花。

それを胸につけると、俺は自分の教室…
1年5組に向かった。


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