第14章 おたんじょうび会ダジョー
「ミスターフラッグって誰!?ハタ坊のこと!?」
「皆さんと久々にお会いできミスターフラッグにとってもハタとない思い出となりましょう」
「大枚をハタいてパーティーをご用意しました。」
「どうぞ心のハタをおなびかせ下さい。」
(何言ってるか全然分かんない!心のハタとは!)
思ってることはみんな一緒。わからない癖して、カラ松がここで反応を示した。
「わかった、ただし...ハタ迷惑はごめんだぜ☆」
「しばしそちらでお待ちください。」
そしてガン無視。おいおい、さっきまで丁寧な接待をしていた人も無視かよ。その時、カラ松の隣からすっ...と手が上がった。十四松である。
「あ、あのう...トイレってどこですか?」
うわお。十四松ってフッツーに喋れるのね。いつもあんなんだから、すごく意外。1番おじいさんが答える。
「これは一松様。ご案内いたしましょう。」
「あ...ぼく十四松。」
おじいさんは十四松の言葉を聞いて凄く狼狽えた。六つ子なんだから間違えるのもしょうがない。しかしおじいさんの後ろでお兄さんがどこからか出してきた銃を構える。え?
「こっ!これは失礼いたしまし...」
ドォーーーン!!
う、打ったぁぁぁぁ!!!躊躇いもなくお兄さん、おじいさんを打っちゃったよ!?
「「「「「「ええええええ!!」」」」」」
「フン、ミスターフラッグのご友人のお名前を間違うとは。死をもって償え。」
「ムシケラが。」
なにこれ!なにこれ怖!!ハタ坊って一体何奴!?
「それでは十四松様。ご案内いたしましょう」
お兄さんは隣のカラ松に向けて言った。
「あ...カラ松です...」
控えめに言ったカラ松の言葉を聞いて、次は女の人がお兄さんをバズーカでぶっぱなす。
「「「「「「ええええええ!!」」」」」」
「では十四松様。ご案内いたしましょう。」
何事も無かったかのように女の人が十四松に向く。が...
「いえ...もう、大丈夫です...」
見ると、十四松は限界と恐怖で失禁していた。うわわ...スーツに色が染み込んじゃう。タオルを出して十四松のところへいこうとした時、
ドォーーーン!!!
「きゃぁ!!!」
「「「「「「なんでええええ!?」」」」」」