第12章 トト子なのだ

｢いや待てよ十四松！俺いるんだけど！？しかもここトト子ちゃん家だし！！｣

｢残念ーーっ！！｣

やっぱり、下ネタだったんですね？抱かれるなら私はカラ松がいいかな。ごめんねジュッシー。そしてまた階段を上がる音が...

｢来た！本人に聞いてみよう！｣

ドアが開いて入ってきたのは...トド松だった。

｢あれ...？｣



｢トド松！トド松！！｣

｢ああっ！！｣

泣きながらバットを持って振り回すトド松。トド松もおそ松みたいな気持ちで来たんだろうな。

｢泣くなよ！いや分かるよ！？俺もそういうことかなって思ったよ！？でも違うから！｣

｢期待した〜...｣

｢わかんないな〜、トト子ちゃん何する気だろう。｣

｢野球かな！？｣

｢野球じゃないってば。｣

そしてまた階段を登る音が...なんかこの流れ的にトト子ちゃんじゃない気がするのは私だけでしょうか。

｢聞いてみよう。｣

そしてドアが開いて現れたのは...一松。すごい格好で 入ってきたぞコイツ。ロック？

｢これはヤバイ...｣



｢...ねぇトド松、どうしたらいい？すげぇ見てくんだけど...イジっちゃダメだよね。｣

｢絶対ダメ、殺しに来るよ？ていうかトト子ちゃんは？..｣

｢知らない。とりあえず部屋で待っててって言われた。｣

｢...で、何でなつきもいるわけ？｣

｢先に言っとくけど、私が一番最初にここに来たからね？｣

｢そうなの？｣

また階段を上がる音が聞こえた。もう流れは読めた。次はチョロ松かカラ松だ。どっちが来るんだろうか...３人はまた期待した目でドアを見ているし。そろそろ期待を捨てろよ。ドアを開けて現れたのは...バスローブ姿のカラ松......

｢うわ〜〜！！｣