第7章 デート編〜チョロ松〜
おまけ
「おかえんなさーい。」
出迎えてくれたのは、やっぱりトド松だった。今日は家にトド松しかいないみたい。
「どうだったデート。チョロシコ兄さんのことだから、マニュアル通りのデートだったんでしょ?」
「凄いトド松。その通りだよ。デートコースは映画館。」
「ぶっは何それ!!さすがクソ童貞!」
「童貞関係ねーだろ!!」
2人でチョロ松からかっていたので、顔を真っ赤にさせて怒るチョロ松。あ、そうだ。
「トド松兄さ〜ん、いい写真撮れたんだよ?」
そう言ってトド松に近づき、さっき撮った赤面チョロ松を見せてやる。そしたら見た途端トド松が吹き出した。
「ぶっっは!!何これ!!間抜けズラ!!あははははは!!」
笑い転げるトド松に、チョロ松は慌てて私のスマホを取り上げようとする。そうして、午後はチョロ松との追いかけっこというプランになったとさ。
「いや、なにこの締め方!!」
「うるさいよ、チョロ松兄さん。」