「新テニスの王子様」理想のペア、Staring eyes
第1章 丸井VS田仁志、ソーキそば大食い対決!!
店主「確かに預かったよ」
店を出たあと、比嘉中3人と成り行きで行動していた丸井とジャッカルでした。
木手「そうでしたか、あなたたち、修学旅行でこっちに」
丸井「ああ。君たちは地元の人なんだろい? 学校は?」
平古場「午前中で終わったさ。だから、うちなーすば食いに行くところに、君らが現れたさぁ」
ジャッカル「ふー、何かまるで、オレたち、修学旅行の同じ班で行動しているみたいだな」
丸井「へへっ、確かに」
木手「良かったら、沖縄の美ら海を案内しますよ。まだ、時間はありますか?」
丸井「あるぜい! なあ? ジャッカル!」
ジャッカル「夕方までホテルに戻ればいい話になってたからな」
平古場「決まりさ、行くさー」
ジャッカルの肩を抱く平古場です。
丸井「ところで、チュラウミって何だ?」
田仁志「だー!」
田仁志だけずっこけ、木手は呆れていました。ジャッカルは平古場と先に歩いていたため、聞こえていなかったようです。
時は、現在のUー17合宿所のテニスコートに戻ります。2人は、練習しながら、話していました。
木手「あのとき、あなたは美ら海の意味や他の沖縄弁についての質問が多くて困ったものです」
丸井「仕方ないだろい、沖縄、初めてだったんだから。けど、おかげで楽しかったな、修学旅行が」
木手「ふっ」
木手も目を閉じ、笑っていました。
丸井「さて、と、休憩するか、キテレツ」
木手「キテ……レツ?」
こんな呼ばれ方されるのは初めてだったため、ぽかんとしていた木手でした。
丸井「休憩終わったら、続きを語ろうぜい。シクヨロ!」