第1章 丸井VS田仁志、ソーキそば大食い対決！！

　丸井「さ、さすがに十杯目越えたら、苦しくなってきたろい」



　田仁志「だば……」
　さすがの田仁志も苦しそうです。



　平古場「麺は汁ごと飲むと、すぐ腹に溜まるさ」



　ジャッカル「おい、ブン太、金はこっちで払うからもうその辺にしとけ」
　丸井の健康がだんだん、心配になってきたジャッカルがそう言いました。



　丸井「いや、まだ入る……。ソーキそば、最高だろい」



　田仁志「おまん、そこまでうちなーすば、気に入ったさ？」
　田仁志の丸井への態度がやわらかくなっていきます。



　丸井「ああ、こんなにおいしいソーキそば、地元じゃ食えねえ」



　田仁志「……おっちゃん、これら合計していくらですか？」
　田仁志が店主にお代を尋ねました。



　店主「えっと、全部を合わせるとだいたい１５，０００円さぁ」


　
　田仁志「おい、赤髪の」



　丸井「ん？」



　田仁志「勝負はやめさぁ。金は半分こっちが払うさ。残り半分は自分たちで払うば」



　丸井「いいのか？　オレ、負けたのに」



　田仁志「さっきはぶつかって悪かったさ。わん、腹が減っていてピリピリしてたさぁ」



　丸井「もう気にしてないって。はい、おっちゃん、お代」