• テキストサイズ

「新テニスの王子様」理想のペア、Staring eyes

第9章 最終章  Staring eyes タイブレーク!!



 幸村たちもこれ以上、高校生たちと話すことをやめにし、丸井のあとを追います。



 丸井のあとを追っているうちに、自然と手塚や跡部たちとも合流し、勝ち組メンバー全員、湖へ向かいました。



 勝ち組メンバー全員が湖に着いた頃、すでに木手はゴムボートを捨て、自力で湖の真ん中からここまで泳いできたようです。



 木手は湖の浅い場所でびしょ濡れになりながら横にのびていました。



 丸井「木手! 木手、大丈夫か!?」
 先に丸井が木手の元に行きます。



 木手「今、話し掛けないで下さいよぉ。泳ぎ疲れてるのですから……」
 湖の浅い場所で横になりながら言った木手に、丸井は怒り出しました。



 丸井「みんなに心配かけやがって! 迷惑な野郎だ!」



 木手「別にここまで来なくても良かったんですよ」



 平古場「と言って、本当は嬉しいくせにさぁ」



 知念「素直じゃないさぁ」



 木手「………」
 照れながらそっぽを向いた木手です。



 丸井「………」
 そのあと、丸井は後ろを向き、自分も素直に上手く木手に「無事で良かった」と言えずにいました。ただ、泣きそうな表情とホッとしたような表情を浮かべます。
/ 70ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp