「新テニスの王子様」理想のペア、Staring eyes
第9章 最終章 Staring eyes タイブレーク!!
木手「!」
彼が気がついたときはゴムボートの上でした。しかも、ゴムボートに乗ったまま、湖の中央まで自然と流されてしまっていました。
木手「ここは? どうやら、何者かにオレはやられたようですね。犯人はだいたい、見当がついていますが……。さて、どうしましょうかね。ここはやはり……」
木手はメガネを光らせながら湖の水面を眺め、遠くを見ていたのでした。
翌日は柘植コーチがコーチ同士の会議のため、勝ち組はそれぞれ自主練をしていました。
そのとき、丸井は木手がいないことに気がつきます。
丸井「あれ、木手くんは?」
芥川「寝坊かな」
跡部「あーん、てめーじゃあるまいし」
知念「永四朗が寝坊、ありえんばぁよ」
平古場「甲斐から聞いた話よると、永四朗は朝、早起きさぁ」