• テキストサイズ

「新テニスの王子様」理想のペア、Staring eyes

第8章  Staring eyes6ー6(シックスゲームオール)



 手塚「丸井を離してくれませんか」
 と、真剣な表情で手塚が高校生たちに言いましたが、高校生たちは、



 高校生G「仲間を離して欲しかったら、今日のシャッフルマッチ、棄権(きけん)しな」
 そう言ってきます。



 忍足「何やと?」



 高校生H「じゃないと、ボスに……」



 木手「………」



 丸井「ぐっ!!」
 木手に強く首をしめられていた丸井です。けれども、それはフリでした。



 木手「今は我慢しなさい」
 ぼそっと丸井にささやいた木手です。



 丸井「木手くん……」
 ここで少し、木手への信頼が回復しそうか、丸井は少年の横顔をじっと見つめていました。



 不二「やめるんだ、木手くん!」



 木手「………」
 不二に言われ、丸井を離した木手です。



 丸井(フリだけど、何か複雑だろい……)
 自分たちが敵をあざむくためのフリをしていることを知らない仲間たちに、悪いことをしていると思った丸井でした。



 高校生I「さあ、どうする?」



 跡部「棄権だと? 冗談じゃねえ」
 と、跡部が怒鳴り声で言いました。



 高校生J「じゃあ、仲間がどうなってもいいんだな」
/ 70ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp