• テキストサイズ

「新テニスの王子様」理想のペア、Staring eyes

第6章 Staring eyes4ー4(フォーゲームスオール)



 あれから夜、丸井は合宿所の泊まり部屋の中で調理器具のボールを持ちながら考えごとをしていました。同室メートの芥川慈郎はすでに寝ています。



 丸井「しっかし、いつも誰がオレのことを助けてくれているのかな。よし、明日から、一人一人、遠回しにサーチするだろい。で、わかったら、感謝しまくる。おやすみ。って、ジロくんはもう寝てっか」



 芥川「くかぁー、跡部ぇ……」
 寝言を言っていた芥川です。



 翌日も、サーキットコーチの柘植(つげ)の指導のもと、繰り返し、ハードなトレーニングをしていた丸井と木手たち勝ち組メンバーでした。



 丸井は腹筋や背筋などのトレーニングをしながら、サーチを開始しました。



 丸井(まずは、跡部……ないな。亜久津もないな。手塚と不二と石田くんもない。白石くんと忍足くんと千石くんはそんな話したことないし……)



 柘植「丸井、遅い! もっと、ペースを上げろ!」



 丸井「はい!」
 柘植に注意され、腹筋と背筋はとりあえず終わらせることにした丸井です。



 一回目の休憩時間、芥川と水飲みに行ったあと、丸井は座りながら、サーチを続けました。



 丸井(さっきは、考え方が悪かったかな。オレのことを助けてくれそうな人を考えるんだったな、失敗した。まず、オレを助けてくれそうなのは、そこのジロくんかな。けど、昨日はジロくん、跡部たちと先に戻っていたから、ないんだよなぁ……)
/ 70ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp