「新テニスの王子様」理想のペア、Staring eyes
第4章 Staring eyes 2ー2(ツーゲームオール)
ようやく、本日のトレーニングを終えた勝ち組は、それぞれのペースで合宿所へ戻って行きました。
しかし、丸井が一人になったところ、またテニスボールがどこかから飛んできます。
丸井「わっ、またかよいっ! やっぱオレ、狙われてる?」
球をよけまくる丸井です。
高校生C「オレたちのサーブじゃ、やっぱだめみたいだぜ」
高校生E「リーダー、頼みました」
高校生F「いいだろう。はっ!」
丸井「あんな角度から球が!? か、かわせねえ……!!」
丸井は目を閉じ、テニスラケットを顔面の前にかまえていました。
丸井に球が当たるかもしれないところを何と、防いだ者がいます。
丸井「あれ?」
ぽかんとしていた丸井の前にゆっくり転がるテニスボールです。
高校生C・D・E・F「ちっ」
高校生たちは引き上げていきます。