「新テニスの王子様」理想のペア、Staring eyes
第2章 秘密の修学旅行が今、始まる!
木手「あのですね、私は土産があるところに案内すると言っただけで……」
平古場「まあ永四朗、おごろうさぁ」
田仁志「4人とも、いい試合だったさぁ」
木手「……わかりましたよ」
しぶしぶ承知した木手は、土産売り場で紅いもタルトとちんすこうを丸井とジャッカルにおごったのでした。
丸井「ふぅー、食った-、ソウゴチ、えいしろうくん」
ソウゴチとは、丸井流のごちそうさまという意味です。
木手「………」
すっからかんになった財布を振っていた木手でした。
ジャッカル「なあ、ブン太、そろそろ時間!」
丸井「そっか、ホテルに戻らないとな!」
ジャッカル「3人とも、首里城といいテニスコートを案内してくれてありがとな!」
丸井「えいしろうくん、これ!」
木手「えっと……」
少し困っていた木手です。
丸井「オレのポケット菓子、代わりにやるよ! また会えるよな!」
木手「さあね」
平古場「縁があればまた会えるさぁ!」
田仁志「また会ったら、わんとテニスで勝負ばぁ!」
丸井「おう、そのときは三人とも、シクヨロ!」
ジャッカル「じゃあな!」