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Blue Star【進撃の巨人:R18】

第13章 覚悟


『ねぇねぇ、久しぶりにリヴァイの入れてくれる紅茶が飲みたいな~!』

『あぁ?テメェの為に入れる茶なんかねぇ…』

性懲りも無くリヴァイに近付き腕を組むローザに苛立ちを見せる。

『それにしても暫く会わないうちに更に格好良くなったねぇ!今のリヴァイならNO.1の私とするのお金いらないよ?』

座ったローザは足を組み替え下着が見えそうになる。

『…下品だな』


『ま、まぁまぁリヴァイ!仕事で来てもらったわけだし、お茶ぐらい出そうぜ?』

リヴァイをソファに無理やり座らせると、ファーランは自分が用意した紅茶を人数分用意して運んだ。

『ファーランありがとー!ファーランもやっぱ格好良いよね!』

『そりゃどうも』

営業スマイルを見せるファーランに気づかないローザは1人喜んでいた。






『チッ、仕事の話しやがれ。ファーラン、頼んでいた事はどこまで進んでるんだ?』

『あぁ、俺の情報網によるとローザがいる娼館に地上のお偉いさんが度々来ているらしい』

『地上の貴族のやつらか…。こんな所まで何の用だ?娼館なら地上にもあるだろう…。いや、地下街だからこそ出来ることか…』



『大方そうだろうね。そのお偉いさんとリサが関係しているらしい』


『……は?おいおい、そこでリサの名前が出るとか意味わからねぇ。ローザ、どういうことだ?』


リヴァイはローザを見ると、さっきまで騒がしくしていたローザは静かにお茶をすすっている。


『ん~、なんかリヴァイが他の女の子のこと気にしてるの気に入らなーい!』

『あ?テメェの事情なんか関係ねぇ。さっさと言いやがれ!』


リヴァイは眉間にシワを寄せる。ローザはそれでも言わないとツンとした態度をとる。


『ローザ、話が違うだろ?リヴァイに会わせたら話す約束だったはずだ』

穏やかだったファーランも次第に痺れを切らし、声のトーンを下げる。
2人に睨まれるように見られてもローザは臆する様子がない。


『…仕方ねぇ…。ローザ、テメェはどうすれば喋る気になる。こいつには脅しは効かねぇからな…』


『えっとね~リヴァイ、私と付き合ってよ!もちろん、あなたの身体も私のものね』


『…………わかった』


リヴァイ!とファーランはリヴァイの肩を掴む。


『リサの為だ…俺のやり方であいつを守る』


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