第12章 繋がり(●)
岩にもたれていたリサはリヴァイによって挟まれ、身動きが取れなくなる。絶え間なく交わされる口付けに気持ちが高まるばかりだった。
『んんっ…リヴァイさんの唇…柔らかいです』
『お前のほうが柔らけぇよ…。こっちも柔らかいけどな…』
片手をするりとリサのボトムスに手を入れる。
全体を触るように下着越しに尻や股の間を撫でた。
『あぁっ…やぁぁん…』
箇所をわざとずらしてギリギリのラインを指で撫でるとじれったそうにリサは甘い声を出す。
『エっロい声出しやがって…リサ、ここが外っての忘れてないだろうな?』
あ…とリサは口を抑えて周りを見渡す。つい我を失いかけていたリサは羞恥で手の甲で目を隠す。
『…今更止めてやれねぇ。おい、後ろ向いて口でも押さえてろ』
リサを岩と向き合わせる。リサは恥ずかしさを耐えるように両手で口を押えた。
『リサの気持ちよさそうな顔が見れねぇのは残念だが、声が誰かに聞かれるのも癪に障るからな』
『こ、声、我慢できなかったらすみません…』
『……最初からあまり期待してねぇけどな…』
下着とともに下に一気にずらすと、弾力のある丸く柔らかな尻を揉みほぐす。
ぐぐもったリサの声を聞き、リヴァイはリサの後ろ髪を手でかき分け首筋にチュっと音をたてた。
『ああっ!』
『おい、ちゃんと口押さえとけよ…』
リヴァイは口角を少し上げ、尻を揉んでいた手を今度は穴の方を触ろうとする。
『ま、待ってください!!』
『あ?なんだ…』
『そ、そっちの方は触ってほしくなくて…やっぱお尻ですし…』
『言いたいことは分かった。…けど、関係ない。お前は俺に何回も同じことを言わすのか?』
『そ、そーいうわけじゃ…、あ、あぁっ…』
リサに対して汚さを感じないリヴァイは中指で尻の穴を撫でる。収縮しているそこに可愛さを感じた。
『こっちの穴もそろそろ触ってやるよ』
尻の方を堪能したあと、リヴァイは真ん中の方に手を滑らせる。
そこは既にぬるっとした液で溢れていた。