第44章 膨れる想い
『訳がわかんねぇ・・・。まぁ、リサが楽しいならいいんじゃねぇか?』
『あっ・・・ごめんなさい・・・こんな時に笑って』
『気にするな。笑ってる顔もよがってる顔も悪くねぇよ』
リヴァイはリサから指を抜くと、しっとりと濡らした指をリサの胸の先に擦り付ける。片胸だけ愛液で光沢が出た。
リサは自分から出た体液を擦り付けられ、なんともいえない羞恥心を覚える。
『ほら、美味い物の上にトッピングだ』
持ち上げられるように胸を掴まれ、先端はぷくりと際立つ。リサの愛液で濡れた胸の先はヤラシイ。
リヴァイは口を大きめに開けると乳飲み子のように口に含む。上唇と下唇で挟むように刺激を与え、舌先はチロチロと小刻みに舐める。
『ふあッッ!!ハァハァ・・・ふぅ・・・ンっ』
体を首筋から肩、腕を撫でられならがら、胸を刺激される。体中をくまなく撫でられる感覚にリサは吐息を漏らす。
胸を丁寧に舐め上げると、正中線にそってキスを落としていく。
『リヴァイさん・・・すごく・・・気持ちいい』
『・・・知ってる』
リサとリヴァイは目が合うとお互いの首に手を回し、愛おしい気持ちに幸福感が足される。
2人は深い口付けをする。
愛の言葉を囁かないと伝わらないこともある。
リサとリヴァイは言葉にしなくても、瞳や唇、体温、熱を持つ箇所で悟れる。
『んっ・・・』
リサの口端から唾液が垂れると、すぐに気づいたリヴァイが舌で掬うとまた深く口付ける。頬に置かれたリヴァイの手は温かく、その上にリサは自分の手を重ねる。
リヴァイとのキスに酔いしれていると、カチャカチャとベルトを外す金具音がする。
この先の展開にリサは下半身が疼く。
『リサ・・・挿れるぞ』