第35章 番外編 ファーラン(●)
『暫く・・・抜いてなかったからな・・・』
腹に付きそうなソレは刺激が欲しそうにピクつく。リサのことが好きになってからは、娼館に行くことがほとんどなかった。本当なら行きたくもなかったが、どうしようもない欲求が溜まりに溜まった時だけ行っていた。
『リヴァイは・・・すげぇよ』
リサに触れているのに娼館も行かずに、精神だけで乗り切ったリヴァイは男として尊敬する。
”あんっあんっ・・・はあっ・・・ああっ!!”
『うっ・・・リヴァイ、悪いな・・・これぐらい許してくれ・・・』
脳内に想像で流れるリサの声にファーランは利き手で握る。
緩やかに上下させ、次第に自分の汁が潤滑剤になり滑りをよくさせた。
『あぁ・・・リサっ・・・リサ・・・』
”んんっ・・・はぁん・・・!やぁっ・・・もう・・・”
ファーランは動きを早め、息も荒くなる。
”・・・・・・イッちゃう!!”
『う・・・わっ・・・・・・』
ファーランは歯を食いしばると、溜まっていた白濁を勢いよく飛ばす。
こんなに飛ばしてしまい自室で良かったと安堵するが、下半身はまだまだ熱く残りの汁が垂れている。
『どれだけ溜まってんだよ・・・。あー・・・何かもう止められない・・・』
リヴァイにバレたら殺されるな・・・と自虐的に笑うと、何かを諦めたようにファーランはまた下半身に手を伸ばした。
『リサ・・・ごめん。俺の妄想だけでも・・・オレを愛して・・・抱かせてくれ・・・!!』
ファーランは静かに目を閉じた。