第23章 言葉による幸福(●)
たまに親指でリサの蕾を押すと、小鳥の囀りのような声が出る。すりすりと円を描くようになぞると叫ぶような快感が押し寄せる。
中と外を掻き乱されリサは訳が分からなくなってきた。
『あ゛…っ、頭がおかしく…あぁ……んっ』
『リサ、気絶するなよ。……これからは何回もお前を抱き続けるつもりだ。加減なんかせずに抱きたいならな…俺に付き合えよ?』
テクニックだけではなく体力もスタミナもあり過ぎるリヴァイにリサは癖になりそうな気がしていた。
リヴァイはリサを抱き起こし、胡座をかいている上にリサを跨がせて腰を落とさせる。
にゅるっと滑らせると蕾に擦れ刺激で太ももへ愛液が垂れた。入るか入らないかのすれすれで、じれったくて挿れて欲しくてヒクつく。
『……どうしたリサ。休憩したそうだったからちょっと休憩してやってる。もう…平気か?』
『そ、それ休憩じゃな…い。なんか…やぁっ…』
無意識に挿れようとしているリサの腰を掴み膝立ちさせる。そっと先を擦れさせるとリヴァイの先端に壺から滴れる液が伝う。
今すぐにでも子宮まで一気に突きたい衝動にかられるがリヴァイは薄目でリサの唇に指で触れる。
『リサが俺を欲しがるところが見てぇ…』
『……?!!もう…こんなに欲しがってますよぉ…。自分でも溢れてるの…わ、分かります』
とろりと滴れてまだかまだかとリサの秘部は待ちわびている。
『あぁ…すげぇ分かる。お前の汁が俺の上に垂れまくってるからな』
リサは恥ずかしさに耐えリヴァイの肩に手を置くとリヴァイの目を見る。
とろんとした表情が麗しく官能的で一気に射精感がくるが耐える。
『……リヴァイさん…』
挿れて下さい。リヴァイはその言葉を待つ。
自分も結構限界で滅茶苦茶にしたい。
喜がらせて、鳴かせて、溢れさせて、刻みたい。
『……愛してます』
予想外の言葉にリヴァイは思わず射精してしまった。
勢いよく飛んだそれはリサの胸にかかる。
『え…えっ?!リヴァイさん?』
自分の胸に付いた精液をすくってみる。
濃くてどろりとしている。
舐めてみようと口に指を入れようとするとリヴァイがバッと手を掴んだ。