• テキストサイズ

私とヒーローアカデミア

第1章 私も今日からヒーロー科


轟Side

飛ばされた先には一緒についてきた女も一緒だった。
たしか、名前は。
念のため個性を聞くと、やはり無個性だった。

無個性なのにこの授業に来ることができたことにも驚きだが、
今はそれどころじゃねぇ。
俺がこいつを守らねぇと。

意気込んだはいいが、相手は雑魚だけだった。
主犯格はきっと相澤先生たちのもとにいる。

しっかりの手を握って、俺は主犯格の元へと歩みを進めた。
その前に、まずは13号先生にこいつを引き渡さねぇとな。











戦いが終わるころ、俺は無傷とはいかなかったが、
重症ってわけでもなかった。
無性に気になったの元へ行き、声をかけると

「ごめん、ごめんねっ…」

と俺の腕にすがりながら泣き続けていた。
なにがだ?…と、思いつつも、こいつが無傷であったことにホッとした。
守れたことに喜びを感じた。

ちゃんと、守れるヒーローになりてェ。
/ 13ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp