第16章 もしも調査兵団の面接を受けたら/アダルトリオ/ギャグ
【ケース②】イルミさんの場合
「今日はよく志願兵がくるな。面接って訳じゃねえが答えてもらおうか、お前の志願理由はなんだ?」
「別に個人的理由はないけど。このご時世、人間が巨人化した時に対処出来ないんじゃ困るからって親父からここでしばらく修行しろって命令されてさ」
「……今サラッと物事の発端をわける最重要事項言ったな。何故知ってる?お前は何モンだ?」
「情報筋は色々しがらみ問題を絡むから詳しくは言えないけどね」
この飄々とした長髪男は 先程の道化男のように自身をプレゼンするでもない。イルミと名乗る男に、リヴァイは疑いの視線を向けた。
「で。何が出来るんだ?」
「人殺し。あとは人間を直接操って好きに操作することが出来る」
「巨人は脳みそなんかない連中だ 特に奇行種は読めやしない、可能なのか」
「え?そうなの?人間ならどんなに偉かろうが強かろうが 意のままに細かく操って上手い具合に動かせるんだけど」
「…。政治活動の他に何か出来ないのか」
「うーん、そうだな。人間を拷問にかけるとかスパイとか」
「お前の居場所はここじゃねえな。憲兵団にでも行ったらどうだ?」
_ 人人人人__
> 職場斡旋 <
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