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〈短編〉H×H

第10章 もしもデスノートを拾ったら/アダルトリオ/ギャグ


「リュークといったな。目の取引について聞いていいか」

「なんだ 取引ルールは説明しただろ」

「お前の説明では不明点が多すぎる。お前にはオレの寿命が見えていると言ったが、例えばそれは不測の事態においてどの程度適用されるんだ?」

「あん?不測?」

「例えばオレとお前が目の取引をしたとしよう。その後オレがこのノートに即自分の名前を書いたとする。そうした場合、オレはノートに名前を書く時間までの半分の寿命により殺されるのか?それとも故意にノートに名を書くという不測の事態ゆえ 名前を書いた事で死ぬ事になるのか?」

「んーとだな…」

「顔と名前の認識がないと効果を発揮しないノートだったな。例えば死神の目で見た結果、まだオレが理解をし得ない文字での名前のを書く必要があるケースはどう結論される?具体的には古代文字のような複雑な絵や記号で構成される字体の場合だ。顔と名前を見た目上では認識していても文字としては当然 理解は愚か、場合によってはノートに記入することすら困難なケースも予想される」

「えっと、」

「自身の寿命を惜しむ気は到底ないが あまりにも不明確要素が多すぎると思ってだな。取引にあたってはその辺りは明確にしておきたい。あと他にも解せない点がある、まず本名とは戸籍に登録された名を正として扱うということなのか?もしもその段階から偽名を使っている奴はどうなるんだ、世間的には偽名が正だが 公に通っていない名が正になるということなのか?その場合は親が与えた名が見えるのか、愛称や自称が

「クロロ お前さ」

「なんだ」

「友達いないだろ。面倒くさい」

_人人人人人人人人人__
> ホント面倒くせぇ <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y  ̄ ̄

fin
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