第10章 もしもデスノートを拾ったら/アダルトリオ/ギャグ
【ケース①】
イルミさんがデスノートを拾われたようです。
「デスノート?なになに…………人間を殺せる?ほんとかな」
幼い頃から暗殺術以外にも教育は英才、異国語で記されるルールだってスラスラ読み解ける。
とりあえず、と言いながら次の殺しのターゲットの名前を記してみる。殺しの依頼がくる以上は顔も名前も割れている場合が多い。ノートの定めるルールを満たしているし、よくよく読めば 要望に合わせ殺し方を操作することも出来ると言う。素晴らしいの一言である。
「ふーん これは便利だね。いいもの拾ったな」
_人人人人人 __
> 使いこなす <
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「ねぇ死神。アイツ偽名みたいで死なないんだよね アイツの本名教えてよ」
「目の取引をしてもらわないと直接は教えられないルールだと言ったろ」
「だから死神となんか取引はしないし アイツは標的だから早く殺らないとなんだってば。まあオレが殺ってもいいけど効率的に終わらせてお前も早くリンゴ食いたいんじゃないの?早く教えてよ」
「だから、それはで
「口答えはいいよ。名前 早く言ってくれる?」
_ 人人人人人人 __
> 死神と交渉 <
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【ケース②】
ヒソカさんがデスノートを拾われたようです。
「デスノート?いい名前だ」
ぺらりとめくってみる。どう見てもただのノートだがその名前に惹かれたのは事実で、最低限のルールのみを訳読した。
名前を書けば人が死ぬ。半信半疑で 数回試してはみた。ただどうにも自身の欲求には噛み合わないように感じる。この殺人道具にはスリルもなければリアルさもない。己のアイデンティティとも言える大切な何かを忘れてしまいそうになる。
「…飽きちゃった。ペン一本で人殺しなんてナンセンスじゃないか」
_ 人人人人 __
> 捨てる <
 ̄^Y^Y^ Y ̄ ̄
「死神ってホントにいたんだね」
「デスノートの所有権を放棄するならばノートに関する記憶は消させてもらうぞ」
「構わないよ それはもう飽きたし。ねぇそれよりも」
「うおっ いきなり何すんだ!」
「サヨナラの前にボクと殺りあおうよ」
「……お前目がイッてるぞ。死神を殺ろうなんて正気じゃないな」
「光栄だよ」
_ 人人人人人人人__
> 死神と手合わせ <
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y ̄ ̄