第43章 とある製作会社のAV企画/アダルトリオ/下ギャグ
「ついでにお前も出演したらどうだ。前回ヒソカに出てもらった女優を募る広告用プロモだが 一般女性達から“ガチで抱かれたい!!!!”とコメントが殺到しているそうだぞ」
「くく、何でも屋のADから男優に転業もアリかなぁ」
方向性が決まりようやく主役である自分に目が向けられる。真ん中の男が優しい声色で話しかけてきた。
「タイトルはそうだな…
“THE milky way★宇宙防衛警察官のピンチ!銀河系ではイケませんッ”」
「…」
「どうだろう、率直な意見を聞きたい」
「この世界長くはないのですが感覚的なもので一言。売れないと思います」
なぜこんな仕事を受けてしまったのだろう。どうせ出演するならば見込みあるいい作品の方がいい。当然の願望だった。
fin