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〈短編〉H×H

第35章 sweet lover/イルミ/下ギャグ


帰宅の道中、リネルは涙を拭いながら下を向いていた。

「…ぐすん ぐすん…今頃イルミさんはあのお人形相手にマグナムを…………」

「黙ってろ。想像するだろ」

「かなしい……………っ」

「まあこれで諦めがついたろ」

「諦めきれませんよ!相手がお人形なら尚更……諦めがつきません!!」

クロロは横にいるリネルに目を落とし、僅かに眉を上げた。

「ほう、根性あるじゃないか。それに一利ある」

「…………ずっと考えてました。一石二鳥の作戦はあります」

「どうする?」

「元4番のオモカゲさんにイルミさんのお人形を作ってもらいます!まずは形から、イルミさんの気持ちを理解し且つイルミさん人形にめいっぱい慰めてももらえます!!!」

「馬鹿か。方向性が間違っているぞ」



fin
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