第30章 彼氏と彼女の事情④/アダトリ/下ギャグ/夢主はイルミの彼女
※お下品しかない
※ほぼ会話のみ
※ヒソマチ、クロパク付き合ってる設定
※夢主はややビッチ気味
※女子会トークでスラダンとヒカ碁を語る
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春先とは暖かく気分もいい。久しぶりに3人集まり近況報告をと、パクノダ、マチはリネルを待ちながらオープンカフェで会話を楽しんでいた。
マチはいつになくほけっとしながら パクノダに文句を語っていた。
「実際いるのか?あり得るか?スポーツ万能で性格も一途の超ストイック、顔良し身長高し、それでいて硬派でバスケ以外に興味なしなんて」
「アレはあくまでも漫画の世界よ。そういう男もいないと断言は出来ないけれど」
「男は皆変態でえげつないコトばっか考えてるモンかと思ってた」
「ヒソカの影響受け過ぎよ マチったら」
「そんなんじゃない」
ツンとそっけなく言うマチ。リネルが遅れて登場した。
「ごめーん!遅くなっちゃって」
「珍しいわね。リネルが遅刻なんて」
「オマエ適当な性格のくせに時間にだけはうるさいのにな」
「ん~時間を守らないとイルミ細かいから自然とね」
「いい事ね。リネルは他にも色々躾けてもらえばいいのに」
「躾られてるよ~?イロイロと」
「…なんだよ。イロイロって…」
怪訝そうなマチを畳み掛けるべく、リネルはクスリと笑った。
「例えばね?この前ドライブデートしてた時なんだけど、たまにはジャンクフード店の甘いシェイクなんか飲みたいなぁ~っておねだりしたら一応ドライブスルーに寄ってくれたんだけど。イルミの運転が荒過ぎて途中で豪快にひっくり返しちゃって、顔も服も高級車のシートまでバニラシェイクでドロドロにしちゃってさ。そしたら「飲食のマナーがなってない、躾し直してやろうか」って怒られてそのままホテルに直k
「もういいわ。先の展開が読めるから」
「オマエ達は躾の使い方間違ってるぞ」
「あははっ ホントだよね」
ニコニコしているリネルを横目にマチは頬杖をつく、そして憂いある溜息を落とした。