第29章 彼氏と彼女の事情③/アダトリ/下ギャグ/夢主はイルミの彼女
「「王様だーあれ?」」
リネル「私だ!」
リネルはうーんと考えてから命令を発表した。
リネル「じゃあ2番は着歴最新の人に電話して相手が誰だろうと“好きです”って告白しちゃう!とかどう?」
クロロ「ほう 面白い。誰だ2番は?」
パクノダ「私だわ。着歴最新…誰だったかしら」
パクノダは携帯電話を取り出すと 余裕な雰囲気で電話をはじめた。
パクノダ「……ええ、この前はありがとう。ええ、ええ…心配無用よ 大丈夫、こっちはばれていないわ。貴方こそ大丈夫?奥様に勘付かれたり…そう安心したわ。ええ、もちろん私も、大好きよ、愛してる。じゃあまた」
場の空気はピシリと固まっていた。
リネル「……今のどこからツッコめばいいの?」
クロロ「パク 何だ今の電話は」
パクノダ「お仕事を手伝って下さった依頼先の方。深い意味はないわ」
マチ「今の会話でそれは無理があるだろ」
パクノダ「本当よ 私とシルバさんとは別に何も…」
リネル「ちょっと待って。シルバさんてあのシルバさん?イルミのパパの?」
イルミ「なるほど。仕事凡ミスしたり最近どうも親父の様子がおかしいと思ってたけどこのせいだったのか」
ヒソカ「くく、修羅場だねェ」
クロロ「あの中年 生かしておけん……(盗賊の極意)」
リネル「やるねイルミのパパ…さすが生涯現役…」
イルミ「それは爺ちゃんね」