第28章 彼氏と彼女の事情②/アダトリ/下ギャグ/夢主はイルミの彼女
イルミがあっ と声を出す。
「そういえばオレずっと思ってたんだけど。いつかリネルの処女奪ったヤツ探し出して始末したいんだよね」
「今更殺った所でなんになる?男として気持ちはわからないでもないがな」
「リネルって俺のモノなわけでしょ?過去現在未来含めてこれから一生。さすがに時系列を戻す事は出来ないけど リネルの処女奪ったヤツがいるのは事実だしさ、そいつを消せばリネルの事全部知ってるのオレだけになるよね?」
「それよりもリネルにとってお前が二人目にはどうにも思えないんだが」
「え?どうして?そう言ってたよ?」
「嘘も方便てヤツさ。キミへの義理立てと建て前、臭いものには蓋とも言い換えられる」
「リネルが言ってた。絶対にそうだよ、違うの?」
「ボクはキミのそういうピュアさが時々羨ましいよ」
「…リネルの立ち位置が際どすぎて心配にならんでもないが。とりあえずは過去あっての今のリネルなんだろ?俺も過去のパクが気にならないと言ったら嘘になるが そういうのも含めて包んでやるべきなんじゃないか?」
「難しい問題だねぇ。マチはボクが初めてだったからな でももしそうじゃなかったとしたらボクも始末したくなるかも」
「そうか。マチはヒソカがはじめてだったのか…」
「クロロが蜘蛛のお仕事でずっとこき使ってたせいだろ でも遅咲きの女の子ってたまらなくエロいよ」
イルミがヒソカに質問する。
「ヒソカ、処女ってどんな?」
「たまにはいいかもしれない。オレも次は処女狙いで狩ってみるか、イルミ お前も一緒にどうだ?」
「オレは処女に興味があるんじゃなくて処女だった頃のリネルに興味があるの」
「そりゃ何も知らないわけだから躾がいあるし何より嬉しいけどね。マチは途中チョットいじめすぎてドMになっちゃったけど。
でも痛い思いや怖い思いさせたらHが嫌いな子になっちゃうし、性感帯も最初から出来上がってるわけじゃないから少しづつならしていかないといけないし、いきなり激しいことして処女だからこそアンアン喘ぐなんて妄想の世界だろ?現実ありえないし キミ達が思ってるよりも面倒くさいよ」