第27章 彼氏と彼女の事情①／アダトリ／下ギャグ／夢主はイルミの彼女

パクノダが大人のトークスキルで話を戻す。

「まぁともかく。リネルはイルミに会えなくてご無沙汰だから欲求不満なんでしょ？」

「ん、そうなるのかなぁ…なんか盛ってるみたいでやなんだけど…」

「どう見ても盛ってんだろ お前」

「ヤりまくりマチにだけは言われたくない」

「言葉を選べよ！」

「まあまあ。ねぇリネルは一人でシたりしないの？」

「え？んー……ま、たまにはね」

「ええ！？リネル一人でするのか？！」

「私もするわよ」

「えええ？！パクも？！？！そうなんだ…知らなかった…あたしはしたことなかった…」

「普段からヒソカとヤってるマチにこのモヤモヤはわかんないよね～」

リネルの嫌味を流し マチはゴクリと喉を鳴らす。

「ちなみに一人でって…どうやってするんだい？」

「指とかオモチャとか。…だよねパク？」

「ええ そうね」

「でも一人でするのと二人でするのは全然違うから。気休めだよほんと」

「そうね。余計したくなったりもするし。私は一人でする時はクロロに電話して声を聞きながらしたりもするわよ」

「テレフォンセックスか なるほど…さすがパク…私まだその発想はなかった…」

「見せあいっこも楽しいわよね」

「はぁ！？一人でシてる所見せるって…は、恥ずかしくないのか？」

焦り出すマチに リネルは例え話を持ちかける。

「んー…例えばだけど マチはヒソカの自慰見てる時、マジきもっ恥ずかしいヤツ！！って本気で思う？マチもそれ見て興奮しない？」

「え、べっ、別にあたしはっ！そんな……ッ…」

「わかりやすい反応ありがとう。そういうことだよ、たまには見せてあげなよヒソカに」

「や、やり方わかんないし…てか無理！あたしはそんなの出来ない！」

「ヒソカに聞きなよ。喜んで教えてくれると思うけど？」

「いや、いい！いらない！……まさかリネルもしてるのか？見せあいっこ」

「私は一方的にこっちが見せるだけ。イルミは見たがるくせに自分のは絶対に見せてくれない」

「プライド高そうだものね。でもリネルは自分だけが煽られて自分でするっていうその状況に結構興奮するんでしょ？」

「はは、もちろん」

「すごい世界だな…」