【M】Memories of summer(気象系)
第2章 『夏の思い出』
櫻「それは~…次のドラマとかの話…でなく?」
松「でなく」
相「リアル?」
松「リアル体験です」
大「ハァ~…」
二「やっぱ違うんだな、松本潤は。こう、画になるようなロマンスが向こうからやってくんだな」
櫻「いや、あなた外出てないから。ロマンスもオンラインじゃやってこない」
二「や、それはわかんないでしょ!」
櫻「少なくとも画にはなんねえだろ!」
二「まあ、それは…そうか。そうだな…」
大「その、海で会った子に…一目惚れしたの?」
松「ん~…。でも俺、一目惚れなんてしたことないし。だから…。だから?かわかんないけど。恋とは違うのかなって。なんか。そうは思えないっていうか。とはまた別なのかな、とか…」
自分でもわかんねえんだよ。
だって。
たった数時間一緒にいただけだよ?確かにまあ、濃かったけど…。でも、あの短時間でそこまでに至ったのもそうだけど、それを今の今まで引きずって…まあ、引っ張ってた。だから何なんだって、ずっと…。
大「じゃ、一目じゃなかったんじゃない?」
松「え?」
大「?だって。パッと一瞬見ただけ…とかじゃない、よね?」
松「まあ、それは…そうだけど…」
そういう、問題では…。
大「じゃあ。一目惚れじゃなくて…ちゃんと恋した、ってことなんじゃない?」
松「っ」
ちゃんと
恋…
相「そうだよね?だから…ねえ?ソウイウ雰囲気とかにも…なっちゃったんじゃない?時間じゃないよね、そういうのって」
大「うん。普通に、惚れちゃったんだよ」
…リーダー。