第6章 仙桃
[あの、良かったら私が代わりに着いていきましょうか?]
鬼「良いのですか?」
[はい、鬼灯様仕事終わってないんですよね?]
鬼「そういう事ですが、良いですか?」
鬼灯様は一子ちゃんと二子ちゃんの視線に合わせしゃがむ、優しいですね。
一「わかった~」
二「椿様と行く~」
鬼「それではお願いしますね」
[はい、任せてください!]
私は鬼灯様に向けて敬礼をする。
鬼「ではお願いしますね」
そう言って鬼灯様は地獄に帰っていった。
[というか・・・見ました?]
一「みたよ」
二「みたー」
そうなんです!あの鬼灯様が!何があっても表情を変えない鬼灯様が!!
微笑んだんです!!!わずかですか口を少し緩ませ笑っていました!元々美人な方なので笑うとさらに・・・
[~っ///]
一「椿様顔真っ赤」
二「本当だ~」
どうやら思い出して顔に出てたみたいです。