• テキストサイズ

【ONE PIECE】今日も剣士に愛される

第4章 夢と仲間と




それから、ガープさんは壁を直し、孫だから捕まえないと豪語して帰って行った。

嵐のような人だなぁ・・・。

それからルフィは、リノスの後輩でもあるコビーくんとヘルメッポくんと話をしていた。
側から見てもその様子は楽しそうで仕方がなかった。

帰ると言うので私たちも見送りをする。

偉大なる航路の後半の名は「新世界」
コビーくんはそこで会おうと言う。

「今度は僕があなたを捕まえる!もっともっと強くなって、僕はいつか、海軍の、た・・・"大将"の座についてみせます!」

コビーくんはそう言ってから、調子に乗ったことを言ってしまったと後悔している。

大将とはそれ程になることが難しい人物なのだ。
何言ってるんだ、と笑われても仕方ないような・・・。

「コビー!俺と戦うんだろ、だったらそれくらいになれよ!当然だ!」

だけれど、ルフィは笑うでもなく受け止めて、さもそれが当たり前かのように返答した。

あぁ、そうか、ルフィはこういう人なのだ。
ゾロが言ってたことは本当で、私はこの人に着いて行くと決めて良かったと安心した。

そして、コビーたちはガープさんたちの元へ帰って行った。



それから、私たちはガレーラカンパニー本社裏の社員プールにてバーベQを行う。

『美味しい〜!これからもサンジの料理が食べれるなんて幸せ!』
「クレアちゃん!俺はいつでも君のために料理を作るぜー!」

私はお肉を頬張りながらそういうと、サンジは嬉しそうに舞い踊りながら料理を作る。

器用な人だわ。

フランキー一家にガレーラカンパニーと大勢が集まり宴が始まる。

みんなで騒ぐなんて、しばらく無縁だった。
もうこんな機会はないと諦めていた。

もしまた裏切られたら・・・?
そう思うと怖いけれど、きっと大丈夫。

そう考えていると、バチリとゾロと目があった。

「なんだ、辛気臭ェ顔しやがって。もっと食べろ。」

ゾロはずいっと肉を私に差し出してくる。

『ゾロ、ありがとう。これからもよろしくね!』
「あぁ。」

/ 283ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp