第3章 友情のために (エニエス・ロビー編)
砲撃があり、降りていた跳ね橋が止まってしまった。
そしてフランキー一家の感動の再会があるが、ルフィたちは早く橋をかけろとめちゃくちゃ怒ってる。
怖い、鬼だ。
そう思っていると、フランキーがCP9の長官に突き落とされた。
『フランキー!!!』
ヤバイ!と思っていると、ココロばーさんから連絡が入る。
「思いっきり滝に向かって飛びな!!」
滝に、滝に飛ぶの!!
そんなの自殺行為だし、少なくとも私とルフィとチョッパーは泳げない!死ぬ!!
「行くぞ!!」
『え、え、ええええええええええッ!?!?』
ルフィが全員を手に抱え、滝に突っ込んで行った。
「「「『あああああああっ!!!』」」」
一体誰が叫んでいるのかわからないが、叫びながら落ちていくとロケットマンが見えた。
ロケットマンの上に落ちるが、ロケットマンも司法の塔へと飛んでいる。
「ぶつかる〜!!」
私はギュッと目を瞑った。
無事?司法の塔へと突撃し私たちは瓦礫に埋もれた。
痛い、痛すぎる・・・。
「おい、おめェらさっさと立ち上がれ!!こんなもん平気だろうが!」
ルフィの声が聞こえる。
「ゴ・・・ゴムのお前と一緒にすんじゃねェ・・・。」
誰の声だろうか、ルフィに抗議をしてる。
「生身の人間が・・・こんな突入させられて、無事でいられるわけ・・・。」
「「「「「『あるかァーーっ!!!』」」」
私たちは全員が怒りで、うらぁーっ!と瓦礫を吹き飛ばす。
「全員無事だ。」
「お前らもたいがいオカしいからなっ、一応言っとくけども。」
フランキーが真っ当なツッコミをしてくれた。
私は、普通だと思ってるけど。
ルフィが階段の方に向かおうとすると「待て!」と声が聞こえた。
それはCP9の1人で、大きい体をしている。
「チャパパー、侵入されてしまったー。」
そいつはご丁寧にもロビンをルッチが正義の門に連れて行ったこと、ロビンは海楼石という能力者の悪魔の力を無効にする石の手錠をされていること、その鍵をCP9の6人が持っていて、そのうちの1つだけが本物であることを教えてくれた。
そして教えるだけ教えてどこかへ行ってしまう。
まるで遊んでいるかのようだ。