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【ONE PIECE】今日も剣士に愛される

第9章 再会(2年後編)



『ロビン!!』

私は船に降りて、すぐにロビンに抱きつく。
ロビンはニコニコとしながら私の頭を撫でてくれた。

『ウソップも!久しぶり!』
「おいおい、ついでみたいに言うなよ。」

ウソップは呆れたように笑いながら言った。

「髪、切っちゃったのね。」
『うん、絵を描く時に邪魔だったからね。』

ロビンが私の髪を触りながら言うので、私はそれに応対する。
それからウソップがこちらに近づいてきた。

「お前、背が全然伸びてねェな。」
『そういうウソップは・・・髭生えたね。』
「そこかよッ!」

ウソップのツッコミに私は懐かしく感じてくすりと笑う。
よかった、そういうところは全然変わってないみたい。

隣ではブルックがみんなとの再会に嬉しそうに声を上げていた。

それから、スッと樽の上に座ってギターをじゃーんと鳴らす。

「・・・では、2年ぶりにナミさんに〜・・・。」
「お、何か歌うのか?」

ブルックに対してウソップがワクワクしながら言う。

ブルックはこの2年間で有名な音楽家(音楽家と言ってもいいのか)ソウルキングになっていた。音楽でたくさんの人を楽しませてきたんだ。音楽も芸術のうちの1つ、何だか親近感を感じる。

「パンツ、見せて貰ってもよろしいで「2年前も見せたことないわよ!」

ブルックは、ナミからもろに蹴りをくらって吹き飛んだ。
・・・そういうところは変わってないのね。

ブルックは、その蹴りによってガクガクと震えていた。
骨、ヒビ入ってるけど。

「大スターが痙攣してるぞ。」
「どいつもこいつも成長してないんだから。」

ウソップがブルックの様子を述べ、ナミは呆れたように言った。
確かに、みんな中身は変わってないよなぁ。

「まだ、全員ではないようですね。」

ブルックが声を震わせながら言う。

「今、チョッパーが全員を迎えに「おーい!」

ロビンが説明している途中で、懐かしい声が上空から聞こえた。

「うおー!みんなー!!」

その声は、ルフィのものだった。
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