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【ONE PIECE】今日も剣士に愛される

第7章 また会える日まで (シャボンディ諸島編)



たたたっ!とナミがくまの横をかけるのが見えた。
くまはそれに気付いてナミに向かって口を開ける。

「ナミさん、危ねェ見つかったぞ!」

サンジの声でナミはくまが自分に向いていると気づいて「しまった!」と声を上げた。

「"八十輪咲き四本樹(オチェンタフルール・クワトロマーノ)"」

ロビンが手をクロスして能力を唱える。

「"ショック"!」

そう言った瞬間に頭にゴン!と攻撃が加わり口が閉じた。
ボォン!と音がしてビームは口の中で暴発した。

ガクン、とくまは膝をつく。

「お兄さん、休憩中悪いんだけど、そこ雷注意報ね!"雷光槍(サンダーランス)=テンポ"!」

ナミの攻撃である雷がくまを貫いた。
効いている、と思ったがその瞬間に暴走したのか両手を横に突き出しビームを炸裂する。

『内部に効くなら・・・。』

私は背負っていたマシンガンを手に持ち弾を込めてくまに向けた。

『"マシンガン:小型弾(マイクロショット)"!』

ズガガガガ!と打ち込み、少し経つとボカン!と爆発した。
それが効いたのか一瞬動きが止まる。

「ナイスだ、クレアちゃん!」

サンジがそう言いながら横を通りすがる。

「おい!こっちに飛ばせ。」

ゾロが立ち上がりバンダナを頭に巻きながらサンジに言う。

「意地張りやがって・・・"悪魔風脚(ディアブルジャンプ)"」

サンジはタッとくまの目の前に現れた。

「"画竜点睛(フランバージュ)ショット"!」

ドゴン!と蹴りを入れると、くまはゾロの方に飛んでいく。
くまから破片が溢れた、もう一押しだ!

「"鬼気九刀流 阿修羅 魔九閃"!」

ゾロが増え9本の刀がくまを襲ったように見えた。

「"ギア3" いっくぞ〜!!」

上空からルフィが手を膨らませ、くま目掛けて一直線に突っ込んでいく。

「もう一押しだ!」
「いけー!ルフィー!!」
『ルフィ!お願い!!』

私たちは目一杯声援を上げた。

「"ゴムゴムのォ 巨人の回転弾(ギガントライフル)"!!!」

ルフィの攻撃がくまに直撃し、くまは地面へと押し潰された。
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