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【ONE PIECE】今日も剣士に愛される

第7章 また会える日まで (シャボンディ諸島編)



「私もフダツキの身なのでな、41番GRからどこかへ移動して作業すると思う。」

全員か店外へ出たところでレイリーさんから紙を渡された。

「これって、ビブルカード!」
「ほう、知っているのなら話は早い。」

そう声をあげたのはチョッパーだった。

「あのなゾロ、このカードの使い方はな。」
「わかってるよ、うるせぇな!」

純粋に親切心でか、チョッパーがゾロに説明してあげようとするとゾロは声を上げた。

「コーティング作業には3日貰おう。」
「3日もかかるのか!?」
「命を預かる作業だ、それが最速。」

正直数時間で出来ると思っていた。

「それじゃ3日間はサバイバルですね、ヨホホホ・・・恐い!」

ブルックがそういうので私も何だか怖くなってしまう。
海軍やらがワンサカいて、その島で3日も生き抜かなければいけないわけなのだから。

集合は3日後の夕刻に決まった。
島のどこかのビブルカードが導く先でレイリーさんはコーティングを済ませて待ち、私たちはそれまでの間に必要なものを揃えるのだ。

「ルフィちん達、本っ当にありがとね!」
「ホントだよ〜、おいー!」
「おれの為に大変なことになっちまってごめんな〜!お前らには感謝しきりだ。魚人島へは俺たちが案内するから安心しろ!3日間、海軍に気ィつけろ!」
「3日後に会いましょう、見送りに行くわね。」

ケイミー、パッパグ、はっちん、シャッキーの順で私たちに声をかけてくる。

私たちはそれぞれがビブルカードを手に持ち、シャッキーたち、それからレイリーさんに手を振って一時の別れを告げた。

「まさか、こんな所で海賊王の船員に会えるとは、驚いた。」

歩き出すとフランキーがボソリとそう呟いた。
その声にウソップが「ん?」と反応した。

「なんつーんだ、もの凄ぇ威圧感だよな、ジジイのくせによ。」
「まぁ、"ロジャーの仲間"っつったら1番に名の上がる男だからなァ。」

ゾロがフランキーの言葉に返答する。
私はうんうんと頷いて同意をした。

「会えてよかった。」

フランキーがニッと笑って言うと、ウソップは「おめー、そういう目上を敬うタイプだっけ?」と思ったことを口に出してしまったので、「タマにはあんだよ、そういうことも!」と怒声を上げられていた。
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