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【ONE PIECE】今日も剣士に愛される

第6章 海の上での賑やかな日々



3日目の朝

「うぅ・・眠い・・・。」

私は目を擦りながらダイニングに入って行く。
結局、夜更かしして絵を完成させてしまった。

「おはよう、クレア!」

ナミが朝食を食べていて、私に挨拶をしてくれる。
そこにいたサンジ、ブルック、ロビン、フランキーも私に「おはよう」と言う。

『おはよう、他のみんなは?』
「ゾロは飯食ってすぐ寝に行ったぜ、ルフィとチョッパーとウソップは外で遊んでる。」
『そうなんだね。』

私は席についてサンジが朝食を運んでくれるのを待つ。

本当にルフィたちはいつでも元気いっぱいだ。
いつ見ても騒いで遊んでいる気がする。

「眠そうだね、クレアちゃん。」

サンジが朝食を私の目の前に置いてから言う。

わーい、今日はオムレツだー!

『結局、夜更かししちゃった。』

私は、へへへっと笑うとサンジはコーヒーを出してくれる。

「眠気覚ましにどうぞ。」
『ありがとう。』

朝食を食べて幸せな気持ちになる。
船上でこんなに優雅な朝を迎えられるなんて、今まででは考えられなかったので、毎回浸ってしまう。

あぁ、今日はお昼寝しちゃおうかな・・・。

「なぁ!みんな来てみろよ!」

ウソップが扉をあけて私たちに呼びかける。
何事か!と私たちは外に出た。

もちろん私は食べかけのパンとコーヒーを持っている。

「なんかよ、海にでっけー影があんだよ!」

ルフィが目を輝かせながら海を見る。

「超でっかい魚なんじゃねーか!?」

多分、ルフィはそれを食べることしか頭にない。
それにしてもこの影は一体・・・?

ザパーン!と急にそれが姿を現した。

みんなが目を丸くする。
それはタヌキだったのだ。

「海ダヌキー!化けるぞ、逃げろー!」

それは誰の声だったのか、とにかくサニー号は一目散に逃げた。

驚いてコーヒーをこぼしてしまったのは内緒だ。
きっと急いで拭いたからバレてない・・・はず。

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