第5章 恐怖の島で過去は巡る (スリラーバーク編)
「ちょっと待ってフランキー!"左腕"はまだドッキングしてねぇ!」
ロビンはその中に入らず、少し離れてこちらを見ていた。
フランキーたちはロビンに左腕へ来るように促す。
「人として恥ずかしいわ。」
ロビンのその一言にチョッパーとウソップ、フランキーはガーンとショックを受けていた。
「何だ、やめんのか。」
なぜか、オーズまでがショックを受けている。
いや、なぜ。
「やれよー!ドッキングー!わくわくしただろー!」
オーズの腕が飛んできたので、私は背中からバッと離れゾロとサンジも回避するがフランキーとウソップとチョッパーは飛ばされていった。
ゾロがフランキーの持っていた大きな瓦礫に剣か何かを指したものを手に持ち、ロビンに自信が攻撃したら関節技を決めろと指示をする。
「くらえ、必殺"特用油星"3連発!」
ウソップがオーズの手元にそれを放つとオーズは右手を滑らせた。
『創造:ロケットランチャー!』
先程食らっていたロケットランチャーを再び瓦礫と弾で創造し、それをオーズの左足へ撃ち込むと、左足が離れた。
「おい、飛ばせ!」
「お前、そんなデケェもん持つとは・・・。」
「ムリなら良いぞ。」
「コノ・・・!やれるわ、アホ!」
ゾロがサンジを挑発したことで、サンジは「"空軍パワーシュート"」でゾロを空中へ蹴飛ばした。
「"大撃剣"!」
「をっ!」
ゾロがオーズの腕を攻撃する。
「"百花繚乱:大樹"」
「わっ!危ねぇ、コケるコケる!」
ロビンが左腕に関節技を決めたことで支えが右足だけとなった。
フランキーとチョッパーが即興で空中に階段を作り顔まで登って2人で顎に強烈な一撃を加えた。
すると、オーズは頭をクラクラさせ一時停止する。
「"アンチマナーキックコース"!」
サンジが支えとなっている右足に蹴りを入れたことで、オーズはひっくり帰り頭から落ちた。
「お前らコノヤロ〜!もう怒った、ぶっ飛ばしてやる!!」
オーズが反転した状態で、私たちに睨みを効かせて言った。