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貴方と紡ぐ物語 【アイドリッシュセブン】【R18】

第2章 眼鏡の奥 【二階堂大和】


『あ……いや…』



「寝込みを襲うなんて、やらしいなぁ」



『やっ、違っ』



「じゃあ何で、琴音ちゃんは俺の上にいるの?」



ニヤニヤと、眼鏡を直しながら大和さんが問う。




『あの…眼鏡を…外そうと思って』



この時私は、場違いにも眼鏡をクイッとする大和さんかっこいいとか考えていた。


だから、素直に本当の事を言ってしまった。



『あっ…』



気付いたときにはもう遅い。



さっき、大和さんとしたかったの、とでも答えておけば、いつも通り優しく抱かれて終わりだっただろう。少なくとも、




「へぇー…琴音ちゃんは人が嫌がってる事を寝てる間にこっそりするような人なんだねぇ…」



と言われながら、押し倒される事はなかったはずだ。





『あ…の…』



「何?」




驚く程の爽やかスマイル(でも悪そうな顔)を浮かべた彼に問う。




『何…するつもりですか?』



薄々分かってはいる。



ただ、信じたくなかっただけだ。



何故なら、



「何って…ナニに決まってるじゃん、まぁ、普段と違って優しくもしないし、1,2回じゃ終わらないけどね」











こういった時の大和さんは、容赦無いから
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