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貴方と紡ぐ物語 【アイドリッシュセブン】【R18】

第3章 誘う華、誘われる蝶 【八乙女楽】 


思わずそう言うと、楽は苦しそうな表情で、


「っ…お前な…煽りすぎなんだよ」


と言い、自身に膜をつけ始めた。



「はっ…挿れるぞ、もう止まんねぇからな」


『んっ…ああっ!』


楽が私の濡れた中に入ってくる。


『んあっ、やぁっ!はあっ…』


待ち望んでいた久しぶりの感覚に、身体が弓なりに反れる。


「はぁっ、っ…ほんと、エロ過ぎ」


楽は余裕の無さそうな表情でそう言うと、突く速度を上げ始めた。


『はっ…あっ、んんっ、も、だめ、イッちゃ、んあっ!』


「っ、俺も…っ、うっ…」


ベッドのスプリング音が響く中、私たちはイッてしまった。


『っ…楽』


「…何だよ、琴音」


『ふふっ、なんでもなーい』


楽に愛された後の、心地よい気だるさが身体を包む。



幸せだ。


「はっ?…まあいいや、一旦抜くぞ」


『うん、っ…んんっ、…ん、え?一旦?』


私の耳がおかしくなってしまったのだろうか。

それとも楽が間違ったのか。

一旦と言う事はつまり、もう一回同じことをする、と言う事で。


『えっ、もう一回するの?最近してなかったから、もう結構きついんだけど…』


すると、楽は抱かれたい男No.1の妖艶な笑みを浮かべて、


「俺は最近してなかったから、溜まりまくってるんだ、…まだイケるよな、琴音?」



…その顔はズルい。


『うっ…、んんっ』


返事をしようとするも、楽の口に呑み込まれる。


『ん、ふぅっ…んんっ、っ…』


「はっ…、よし、イケるな?」


『へっ…ああっ!』


いつの間にか中に楽のものが入っていた。


『んっ…答え聞く気無かったでしょ…はぁっ』


「まぁな…つーか、誘った上に煽って来たのはお前だろ?…イヤでも相手してもらわないとな」


『んっ、はぁっ、んんっ!』


最初からイイところを思い切り突かれて、



「はぁっ、…朝まで離してやんねぇ…覚悟しとけ」





という言葉は、上手く聞きとる事ができなかった。
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